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 つくばR8ロゲイニングができるまで

R8の紹介ページで述べたように,つくば市役所周辺市街地振興課が中心となってR8地域の活性化が進められています.

2019年に同市が主催した『第1回 つくばR8地域活性化プランコンペティション』は,<周辺市街地を良くしたいという想いと行動力を持った方から地域活性化プランを募集し,提案者自らその実現を図ることで地域の力となり,地域の活性化を図る取組を実施する> との主旨のもと,全国に対して募集が行われました.

このコンペティションの特徴は,プランの表彰で終わることなく採択されたプランを提案者自身が実証事業として市のサポート(実証支援金の支給等)を受けながら実施していく,という点にあります.

私たちが実施している『つくばR8ロゲイニング』は,このコンペティションで採択された事業としてスタートしました.

同じ年,R8各地域では「地域活性化協議会」が設立されました.各地域の中心メンバーの皆さんは前年度まで実施されていた「周辺市街地まちづくり勉強会」に参加しており,その成果として公表されていた「市街地カルテ」の検討に関わっていました.

私たちが提案した『つくばR8ロゲイニング』は,この「市街地カルテ」に書かれてあった地域の皆さんの思いを元に作られています.従って,プランの実施にあたっては地域活性化協議会との連携が不可欠でした.

​幸いなことに,各地域の活性化協議会の皆さんはとても友好的であり,コンペ採択年度内に複数地域でプランを実施することができました.

年度末には,R8ロゲイニングを含む各地域の活動成果を発表する場として成果報告会が開催され,様々な方との交流が図られました.

コンペ採択プランや地域活性化協議会の活動に携わっていて常に感じていることがあります.沢山の活動を昼夜も週末も関係なく支えている方々,つくば市役所周辺市街地振興課の皆さんとパートナーの㈱ミカミの皆さんの存在の大きさです.周辺市街地の振興のため,陰になり日向になり献身的に支える姿勢はR8に関わる全ての人の心を動かしていると感じます.

私たちの活動は様々な方の支援によって支えられています.深く感謝申し上げます.

 

 つくばR8ロゲイニングが目指すもの

私たちが大事にしたこと.それは地域の資源と住民の皆さんの思いを読み解き,大学生が地域に関わり,共に何かを作り上げていくプロセス自体です.

 

元来のロゲイニングは,山・森林・高原など自然の中で行われ,コンパスと地図を持った参加者が指定された地点を周りいかに多く得点するかを競うスポーツ競技です.24時間という長い時間をかけて競技が行われることもあるような,とてもハードなスポーツです.

私たちはこれを大胆にアレンジし,『つくばR8ロゲイニング』を企画しました.ロゲイニングが有する,”地図を使う” ”チェックポイントを探す” ”チームで協力しあう” ”自由に順番を選んでまわる” という点が,私たちが目指す地域活性化のかたちに通じるものがあると考えたからです.

ですから,スポーツ競技としてロゲイニングを行う方々には少々ギモンがある企画かもしれませんね.そこはおおらかに受け止めていただければ幸いです.

ロゲイニングが持つ魅力を元に,地域の特色を活かした誰でも気軽に楽しく参加できるアクティビティに仕立てることで,周辺地域の振興に寄与したいと考えています.

上述したコンペ採択の翌年,私たちの「つくばR8ロゲイニング」は『2020年度筑波大学地域貢献プロジェクト』に採択され,活動を進展させることになりました.

そして現在は『2021年度筑波大学地域貢献プロジェクト』に採択され,活動を継続することができています.

2021年度の活動の目標のひとつとして私たちが掲げたものがあります.それは,地域による自主運営の道筋をつくることです.

つくば市は <地域が自走するまちづくり> を目指しており,私たちが想定する理想とも合致します.これまでの2 年間はつくば市の皆さんにロゲイニングを「知ってもらう」フェーズでした.2021 年度は「地域による自主運営を目指す」フェーズとして位置づけ,企画のマニュアル化とパッケージ化をひとつの目標とします.併せて,これまで実施してきたロゲイニングを継続するとともに,地域の連携や実施規模の拡大を目指します.

 

R8 各地域以外のつくば市内外の皆さんにもロゲイニングへの理解が広がり,交流人口が増加すると良いなと思っています.

 

R8ロゲイニングの歴史

とっても
短い

カラフルな旗
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